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いすゞ自動車/中国に合弁会社を2社設立

2012年06月28日/生産

いすゞ自動車は6月28日、パートナーである慶鈴汽車グループ(以下:慶鈴)との間で、中国・重慶に新しい車両開発合弁会社と車両コンポーネントの製造・購買・輸出合弁会社を設立すると発表した。

中国の極めて大きな需要と、いすゞブランドの強みを活かし、中国における大型商用車事業を強化する。

車両開発合弁会社では、パートナーである慶鈴と次世代大型車の共同開発を中国国内で進めることにより、慶鈴と中国の部品サプライヤーと協業しながら、市場ニーズに適合し、高いコストパフォーマンスを備えた次世代大型車をよりスピーディーに開発する。

製造・購買・輸出合弁会社では、大型エンジンの主要部品を国産化することで、低コスト化を図り、慶鈴へ供給するとともに、日本が必要とする車両コンポーネントとエンジン部品の現地調達といすゞへの供給を通じて、大型商用車のグローバル競争力強化を目指す。

■開発合弁会社概要
会社名:いすゞ慶鈴(重慶)技術開発(仮)
所在地:重慶市九龍坡区中梁山協興村1号(慶鈴汽車敷地内)
事業内容:新規大型車及びその関連部品を含む新製品の商品企画・開発
資本金:400万USドル(約3億2000万円)
株主:いすゞ自動車75%、慶鈴汽車25%
設立年月:2012年8月(予定)

■製造・購買・輸出合弁会社概要
会社名:いすゞ慶鈴(重慶)部品(仮)
所在地:重慶市九龍坡区中梁山協興村1号(慶鈴汽車敷地内)
事業内容:エンジン部品の製造・車両及びエンジン部品の販売
資本金:2億4000万USドル(約192億円)
株主:いすゞ自動車51%、慶鈴汽車集団49%
設立年月:2012年8月(予定)

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