日本郵船は8月30日、社長と役員が休暇中の船長・機関長計6人による懇談会を開催したと発表した。
<懇談会の様子>
この懇談会は、毎年7月1日から実施している安全キャンペーン「リメンバー中の瀬」の一環で、「安全環境対策推進委員会」の委員長である社長自らが、船舶運航の現場に立つ船長・機関長と直接意見を交換することで、より実効性の高い活動につなげることを目的としている。
キャンペーン期間中には、役員を含めた社員の多くが運航船を訪問し、安全に関わる議論を通じ船舶と陸上部門のコミュニケーションの向上を図ることや、同社の重要なビジネスパートナーである船主や船舶管理会社との安全会議を開催するなど、「安全」の重要性を再認識するための活動を集中的に行った。
万が一重大な海難事故が発生した場合に備え、迅速な初期対応ができるよう外部講師による危機対応レクチャーや模擬記者会見なども実施した。
日本郵船/働き方改革提言、魅力ある職場環境づくりで社長・船機関長懇談会