LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ヤマトHD 決算/3月期の売上高0.2%増、営業利益64.5%減

2025年05月02日/決算

ヤマトHDが5月1日に発表した2025年3月期決算によると、売上高1兆7626億9600万円(前年同期比0.2%増)、営業利益142億600万円(64.5%減)、経常利益195億8700万円(51.6%減)、親会社に帰属する当期利益379億3700万円(0.8%増)となった。

前期との比較では、売上高は、投函収入の減少などに対し、収益構成の変革に向けた取組みの成果が出始め、増収で着地。下期は、M&Aを含む法人ビジネス拡大施策の推進、宅急便の増送などにより増収となった。

営業利益は、投函収入の減少や中期経営計画の戦略遂行に伴う先行費用により、通期で減益となったものの、下期については売上高の増加およびコストコントロール強化により増益。

親会社株主に帰属する当期純利益は、バランスシート・マネジメントとして実施した投資有価証券や不動産の売却益計上などにより増益となった。

<扱い個数・冊数の増減>
20250502yamato1 - ヤマトHD 決算/3月期の売上高0.2%増、営業利益64.5%減

セグメント別では、エクスプレス事業の売上高が1兆5347億1000万円(0.9%減)、コントラクト・ロジスティクス事業の売上高は970億7400万円(21.0%減)、グローバル事業の売上高は859億5000万円(16.1%増)、モビリティ事業の売上高は205億500万円(1.7%増)だった。

投資計画では、成長投資として拠点戦略に220億円、DX推進に80億円、新規事業に20億円を予定し、着実に実行するとしている。

次期は、売上高1兆8800億円(6.7%増)、営業利益400億円(181.6%増)、経常利益400億円(104.2%増)、親会社に帰属する当期利益240億円(36.7%減)を見込んでいる。

ヤマトHD 決算/4~12月の売上高1.6%減、営業利益47.8%減

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース