出光興産は12月11日、子会社の出光ユニテックがジッパーテープ「プラロック」の生産体制を再構築し、三重工場に生産ラインを新設し、生産を開始したと発表した。
プラテックは、国内需要、海外需要について、今後も高い伸長率を推移していくことが予想されており、生産能力の増強や、さらなるコストダウンが望まれる状況になっていた。
これまで、「プラロック」は静岡工場で生産してきたが、これらの課題に対応するために、新たに三重工場の敷地内に生産ラインを新設し、国内において2拠点となり、伸長する需要に対して、安定した供給が可能となる。
「プラロック」は、出光ユニテックが1986年に独自に開発した高品質ジッパーテープで、食品の保存用袋をはじめ、湿布剤、布団圧縮袋など、さまざまな用途で使用されている。