三菱重工業は1月25日、4月1日付で欧州の冷熱事業を統括する新会社「欧州三菱重工空調」を英国のロンドンに設立すると発表した。
欧州統括子会社から冷熱部門を分離・独立させて発足する空調機器専業の販売・サービス会社で、機動的な事業体制を構築し提案型の営業を展開することで、重点市場での売り上げ拡大を図る。
新会社は、欧州三菱重工業の100%出資により設立し、本社をヒースロー空港近くのストックリーパークに設ける。
全欧からロシアなどCIS(独立国家共同体)にわたる家庭用および業務用の冷暖房・給湯市場を積極的に開拓する。
タイのバンコクに本社・工場を置く空調機器の生産拠点MACO社とのサプライチェーンの直結化を行うことで商品供給の迅速化を進める。