国土交通省は6月28日、2012年(1月~12月)のコンテナ取扱貨物量(速報値)を集計し、過去最高の取扱量となったと発表した。
日本の港湾での2012年のコンテナ取扱貨物量は、過去最高の2123万個(前年比0.5%増)となった。
外貿コンテナ取扱貨物量も、過去最高の1752万個(0.1%増)となった。
国際フィーダ―コンテナ貨物の取扱がある港湾は42港あった。国際フィーダーコンテナ貨物は、外貿コンテナ貨物と同様、海外を最終船卸地・最初船積地とする国際コンテナ貨物。
東日本のある港湾では、外貿コンテナ取扱貨物量はコンテナ取扱貨物量全体の約54%だったが、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量を含めると約98%で、取り扱われたコンテナのほとんどが国際コンテナ貨物であったことが明らかになった。
なお、単位は個(20フィート換算)。国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は、港湾統計では集計されておらず、新たに港湾管理者に調査・提供により実現したもの。
国内のコンテナ取扱貨物量は国内の2地点間を輸送するコンテナ取扱貨物量を指す。