JR貨物は3月12日、2月の降雪に伴う石油輸送の遅れに対して、3月9日現在、各油槽所とも適正な在庫量を回復したと発表した。
各線運転再開後に、定期列車の貨車増結や臨時の石油列車を運転する等、油槽所の在庫量増加に努め、回復したもの。
最後まで不通だった中央線が2月19日早朝に運転を再開するまでの間、石油を輸送する貨物列車についても、空車回送列車も含めて、のべ139本の列車が運休となった。
この影響により、一時各地の油槽所在庫の大幅な落ち込みが発生し、甲府地区では適性在庫の約14%、長野県北信地方については同じく約35%まで落ち込んでいた。