広島港湾振興事務所は6月6日、臨港道路廿日市草津線で、新八幡川橋を含む約1.6kmの区間を1期として4車線化の整備を行うと発表した。
2013年度末には、広島南道路(広島高速3号線、太田川放水路橋りょう)が、吉島ランプから西部ランプまで供用する予定であることから、この路線を通行する交通量が大幅に増加し,交通混雑の更なる悪化が懸念されている。
路線に並行する高架部の広島南道路については、現時点で事業主体や整備時期等が確定していないため、暫定2車線供用のこの路線がボトルネックとなり、臨港道路の機能が麻痺し、臨海部の物流に支障をきたすことが予想されていることから整備となったもの。
■事業内容
新八幡川橋:(橋長 282.5m)
橋台工事:2基
橋脚工事:4基
橋げた工事:1式
井口側
交差点工事 1箇所
五日市側
交差点工事 2箇所, 道路拡幅工事 L=1.3 km
事業期間:2012年度から2016年度まで
連載 物流の読解術 第17回:直線型配送における共同配送-物流共同化を考える(5)-