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インフォア/北欧家具メーカーでInfor M3採用

2014年08月05日/生産

インフォアは7月15日、スカンジナビア製オフィスチェアメーカーScandinavian Business Seating(SBS)社が、業務効率の向上、システムの操作性を強化、グローバル事業への拡大支援を目指して「Infor M3」を採用したと発表した。

Infor M3は、SBSの複雑な製品構成とジャスト・イン・タイム(JIT)生産プロセスへの対応、そして、9か国にまたがるサプライチェーン全体の可視化の強化に貢献するとしている。

SBSは、7%の市場シェアと年間42万台の売上を誇るオフィスチェアのトップメーカー。HAG、RH、RBMという3つのブランドを通じて、個人向けにカスタマイズされた椅子から新規オフィス向けの大量生産椅子まで多様な商品を販売している。

SBSの商品にはユニークで複雑な製品構成が指定されている。この複雑性に対応し、顧客の期待に応え、効率的なサービスレベルを確保するために、SBSはノルウェーとスウェーデンの2工場でJIT生産を採用。9か国にまたがるSBSの関連組織の情報はすべてInfor M3上で統合されており、一貫性と規模の経済によるメリットの享受が可能になっている。

マッシュアップが使用されており、コンテキストに関連した情報をユーザーに表示可能。これにより、ユーザーが適切な情報を探すために時間を費やす必要がない。

製品の完成直後にアラートを生成することで情報の可視性を向上させ、業務効率を最大化し、顧客サービスを強化する。

導入により、強化されたユーザー・インターフェースと使いやすさの恩恵を得ることができる。また、多様な商品の組み合わせや繰り返しをサポートできる柔軟性を得られる。

SBSの倉庫内のPDAで利用可能にすることで、ピッキング、入荷、出荷、在庫の分野で大幅な時間短縮が達成されている。

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