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フェデックス/12月15日の貨物取扱量、最多の2260万個を予測

2014年10月29日/調査・統計

フェデックスコーポレーションは10月29日、2014年のホリデーシーズンの貨物取扱量がフェデックスの歴史上最多になるとの予測を発表した。

昨年は12月16日に2200万個(前年比10.5%増)で過去最多だったが、今年は12月15日に過去最多の2260万個の貨物を全世界に配送することになると予測した。

11月28日金曜日からクリスマスイブまでの期間での貨物取扱量は2億9000万個以上に達する見通しで、昨年の最繁忙期と比較して8.8%の増加となる。

12月の第1~第3月曜日の3日間の貨物取扱量が、それぞれ2000万個を超えてピークとされており、なかでも第3月曜日に当たる12月15日は最多を見込んでいる。

アジア太平洋地域のEコマース市場は、成長しており、中でも中国は世界最大。12月にプレゼントを贈るのが習慣となっている地域の多くの消費者は、今年はオンラインでプレゼントを購入すると考えられる。

2014年全体で見ると、アジア太平洋地域の消費者が初めて北米の消費者以上にEコマースで購入をすると予測され、北米の売上高が4826億米ドルとされている一方、アジア太平洋地域のB2C Eコマースの売上高は5252億ドルになる見込み。

なお、フェデックスは繁忙期に備え、貨物取扱担当者、ヘルパー、ドライバー、その他業務サポートのため、全世界で5万人以上の臨時雇用を行う。

今後の企業成長やネットワークの拡張により、これら臨時社員の多くがホリデーシーズン後もフェデックスで働く機会が与えられると予想。

高度なモニタリング機能により、顧客の貨物の配送や受け取りが効率よく行えるようサポートしており、モニタリングサービスで、貨物が実際にいつ受け取れるのか(営業所留め(HAL)サービスを利用の顧客のみ)、集荷する時間から予想配送時間まで、貨物の状況をより効率よくモニタリングする。

アジアでは業界初のSenseAwareサービスを2012年に導入。貨物のモニタリングを行うこのサービスでは、高度なマルチセンサーとウェブベースの機能が統合され、温度、湿度、光、位置など、輸送中の貨物のデータをほぼリアルタイムで生成することができる。

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