NTTデータとヤマトシステム開発は4月1日、地方自治体向けにマルチバンク対応のネット口座振替受付サービスの提供を開始する。
サービスのファーストユーザーとして千葉県八千代市にサービスを提供する。
このサービスは、市民が税金・国民健康保険料等の納付にかかる口座振替契約手続きをインターネット上で実現させるサービス。
納付者は自宅などから手軽にパソコンやモバイル端末を使って、都市銀行・地方銀行・ゆうちょ銀行・ネット専業銀行等、さまざまな金融機関から引き落とし口座の設定が可能になる。
また、従来の口座振替依頼書による紙の手続きでは、申し込みから引き落とし口座の設定完了まで1~2カ月かかっていたところ、申し込みから数日以内に設定を完了させることが可能となる。口座振替の受付サイトは、ヤマトシステム開発がASPサービスで提供するため、地方自治体のWebサイトの改修は最小限で導入することが可能で、申し込み結果情報は電子データで地方自治体へ還元する機能も提供する。
サービスを利用の地方自治体は、口座振替申し込みの利便性向上により、口座振替契約率の向上、それに伴う市税等徴収率の向上、さらに地方自治体職員の業務効率化・コスト削減も期待できる。
NTTデータとヤマトシステム開発は、今後5年間で300自治体への導入を目指すとしている。
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