ソフトバンクグループのSBフレームワークスは7月16日、メールアドレスだけで荷物が送れる匿名宅配中継サービス「メルアド宅配便」に、TwitterやFacebook、LINEなどSNSのメッセージ機能を使った新サービス「SNS宅配便」を追加しスタートした。
追加する「SNS宅配便」は、「メルアド宅配便」が発行する届け先情報登録用のURLを差出人が入手し、TwitterやFacebook、LINEなど任意のSNSを利用して受取人に直接URLを送信、受取人側の意思確認を行う。
「SNS宅配便」で送付できる荷物は「メルアド宅配便」と同じく3辺合計160cmまで、重さ20kgまでで、全国一律1100円で配達することが可能だ。
なお、「SNS宅配便」は、住所が分からないSNS上の知人に対し、メッセージ機能を通じて受取人側のお届け先情報登録用のURLを送付することで物品の授受を成立させる匿名宅配サービス。
従来から提供している「メルアド宅配便」では、受取人のメールアドレスに「メルアド宅配便」から受け取り許諾メールを配信して届け先情報を取得していた。
7月16日から8月24日の期間中、「メルアド宅配便」のすべてのサービスを対象に、利用料金を初回に限り500円とする「ワンコイン・キャンペーン」を実施する。
SBフレームワークスは「メルアド宅配便」を「インターネットビジネス支援基盤サービス」と位置づけ、今後もグループ内外のオークション運営会社やコンテンツ提供企業などのインターネット関連企業と連携し、新機能の開発やサービスのさらなる普及・充実に努める。
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