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ラッカスワイヤレス/米国の学区でギガビットクラスのスマートWi-Fiを提供

2015年09月08日/国際

Ruckus Wireless(ラッカス)とBrocade(ブロケード)は9月8日、米国カリフォルニア州チコ市の統合学区(USD)とペンシルベニア州のサウダートン市のエリア学区(ASD)がラッカスのスマートWi-Fiワイヤレスとブロケードのワイヤードネットワークインフラソリューションを導入したと発表した。

ラッカスとブロケードは、テクノロジーエコシステム・パートナーとして協業し、オープンスタンダードでベストオブブリードなネットワークソリューションをエンドツーエンドで提供している。両社は、このパートナーシップを通じて、顧客がコストを削減しながらパフォーマンスを向上し、将来的なビジネスニーズに柔軟に対応できるよう支援していく。

21の学校に1万2000人以上の生徒が通うチコ統合学区(USD)は、ラッカスとブロケードのワイヤレス/ワイヤードネットワークソリューションを選択・導入した。同地区は、これを標準として、現在と将来のネットワーキングニーズに対応することを決定している。

この学区では現在、3000台以上のChromebookが配備され、2015~2016年度にはさらに2000台が追加される予定となっている。同学区では、急速に増加するトラフィックとデータ需要に対応するため、老朽化し時代遅れとなったHPネットワークインフラを交換する必要があった。また、生徒や職員が持ち込む大量のスマートフォンなど個人用デバイスをサポートする必要性も高まっていることを認識していた。

チコ統合学区のネットワークには、400以上のラッカZoneFlex&インドアとアウトドアアクセスポイントが設置されている。その中には業界で初めて802.11ac Wave 2準拠の製品として出荷されたアクセスポイントであるRuckus ZoneFlex R710も含まれ、学区の教室やオフィスに加えて競技場、駐車場、運動場をカバーしている。

このワイヤレスネットワークは、Ruckus ZoneDirectorコントローラによって管理され、シンプルかつセキュアなモビリティと高可用性を実現している。アクセスポイントを収容するブロケードICXは、リンクアグリゲーションによって、ZoneFlex R710 アクセスポイントから最大 2 Gbps までのバックホールキャパシティをサポートすることで、急激に増加するネットワーク需要にも対応している。

ペンシルバニア州フィラデルフィアの北部にあるサウダートンエリア学区は、9つの学校の6500人の全生徒に配布されたChromebookをサポートするため、ラッカスとブロケードのネットワークソリューションを導入した。

チコ統合学区とサウダートンエリア学区はどちらも、共通学力テストでの利用に間に合うようにラッカス・ブロケードネットワークインフラソリューションを導入した。

なお、チコ統合学区とサウダートンエリア学区は、ラッカスWave 2 ギガビットWi-Fiの導入に動きだしている。ラッカスWave 2 ギガビットWi-Fiは、ミズーリ州コロンビア公立学校、テネシー州シェルビー郡立学校、ノースカロライナ州ピット郡立学校、ワシントン州バンクーバー公立学校などのアメリカ国内の他の学区にて既に導入済みだという。

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