アルプス電気が10月29日に発表した2016年3月期第2四半期決算によると、物流事業の売上高は296億円(前年同期比7.4%増)、営業利益は21億円(10.1%増)となった。
物流事業ではアルプス物流の主要顧客である電子部品業界で、主に車載向け製品やスマートフォン向け製品等の生産が堅調に推移したが、好調が継続した車載市場に対し、民生その他市場では、製品や顧客、地域によってまだら模様となり、全体の物量は当初の期待程には伸びなかった。
このような需要動向の中、物流事業では取扱物量の拡大に向けたグローバル・ネットワークの拡充や、国内・海外が一体となった提案営業の推進に加え、運送・保管・輸出入各事業それぞれの生産性向上に取り組んだ。
ケイヒン 決算/4~6月の売上高2.5%増、営業利益10.0%増