日立物流は1月18日、グループ会社の日立物流ファインネクストが、主に化学品等を取り扱う顧客の物流ニーズに応え、茨城県に首都圏ケミカルセンターを2017年2月に開設すると発表した。
＜物流センター外観 左側が危険物倉庫群、右が一般物倉庫＞
＜一般物倉庫＞
センターは、8棟からなる危険物倉庫群と一般物倉庫が併設した一体運営型で、危険物を取り扱う物流センターとして内陸型では国内最大級の規模になる見込み。
都市計画法により、住宅等の建設が制限されている北利根工業団地内に立地しており、将来にわたり安定した危険物の管理が可能となる。
新4号国道や圏央道の境古河IC、五霞ICへのアクセスもよく、首都圏のみならず全国への広域配送にも適している。
危険物倉庫群と一般物倉庫の一部には、空調設備を導入し、温度管理が求められる高付加価値商品や危険物該当医薬品の保管にも対応する。
■概要
名称：日立物流ファインネクスト 首都圏ケミカルセンター
所在地：茨城県古河市北利根8-4（北利根工業団地内）
アクセス：圏央道境古河ICより約4km、五霞ICより約6Km
建屋仕様：危険物倉庫群：平屋×8棟 一般物倉庫：地上2階建×１棟
敷地面積／延床面積：4万5100 m2/2万9300m2（危険物倉庫群＋一般物倉庫）
危険物倉庫群（自社倉庫） ：約2万1300m2／約7400m2
一般物倉庫（賃借倉庫） ：約2万3800m2／約2万1900m2 （除庇：約1万9700 m2）
接車バース：31バース（一般物倉庫）
主な取扱商品：化学品等
稼働予定時期：危険物倉庫群2017年2月、一般物倉庫2017年5月
