味の素は3月10日、ミャンマーでうま味調味料「味の素」の生産(包装)・販売を再開すると発表した。
10月に包装工場の建設を開始し、2017年9月の完工と同時にヤンゴンとマンダレーの2都市から販売を開始する。
今後、販売エリアの拡大を進め、将来的にはミャンマー全土での展開を図る。
アセアンで確立した現金直売ノウハウを活用するとともに、マーケティング活動の強化を図ることで、新会社は2020年度に売上高約30億円を目指す。
味の素は1996年にヤンゴン市にミャンマー味の素工業社を設立し、「味の素」の生産(包装)・販売を行っていたが、事業を取り巻く環境の変化により、2000年4月に事業活動を停止していた。
■ミャンマー味の素食品社の概要
英文会社名:Myanmar Ajinomoto Foods CO., LTD.
所在地:ミャンマー連邦共和国ヤンゴン管区ティラワ経済特区内
設立時期:2016年2月
資本金:1000万米ドル(約12億円)
資本構成:味の素アセアン地域統括社90%、タイ味の素社10%
事業内容:うま味調味料「味の素」の生産(包装)・販売
建物:延床面積5250m2(2階建て)、うち製造エリアの延床面積615m2
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