商船三井は4月26日、釜石市立釜石中学校から生徒29名を海事コンサルティング会社であるMOLマリンに招待したと発表した。
生徒たちはMOLマリンが保有し、船舶運航上のさまざまな状況を想定した訓練を行っている最新鋭の操船シミュレータ内に入り、東京湾からの出航シミュレーションの様子を見学。また、操舵体験にも挑戦した。
商船三井海上職社員からの説明や質疑応答によりシミュレータの意義や、航海士の仕事、女性航海士の活躍についても詳しく知ってもらうよい機会となった。
生徒からは「シミュレータは360度すべてが画面で、機器もリアルでとても興奮した。楽しく学べた」「女性でも航海士になれることを知り、未来の選択肢が一つ増えた」などの感想が聞かれた。
商船三井は2014年11月に東日本大震災被災地の支援活動の一環として同校を訪問。当時の1年生に対して船員の仕事についての講義を行った。この度3年生となった生徒のうち、29名がMOLマリンを訪問した。
MOL PLUS/ブルーエコノミーに特化のファンド通じ社会課題解決