大阪ガスとOGCTSは10月19日、CNG(圧縮天然ガス)を専用燃料として開発されたLNGローリー車による輸送を、国内で初めて11月より開始すると発表した。
2015年末にいすゞ自動車より発表された大型天然ガス自動車を採用し、CNGを専用燃料として開発されたLNGローリー車導入は日本初。
軽油を燃料としたローリー車と比較してCO2排出量を約7%削減することがでる。燃料を軽油だけでなくCNGを加えて多様化し、ローリー車の安定運行を図る。
LNGの販売、輸送は、大阪ガスの100%子会社であるOGCTSが実施する。車両の保有、維持管理、運転・運行管理については、ニヤクコーポレーションが行う。
ローリー車の導入については、環境省補の酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の対象事業となっている。