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ダイナミックマッププラットフォーム/大阪ガスとマップ活用の物流自動化で基本合意

2025年08月25日/IT・機器

PR記事

ダイナミックマッププラットフォームは8月25日、大阪ガスと、大阪ガスのエネルギー事業の業務効率化を目的に、大阪ガス関連施設内および周辺一般道での自動運転車両の実装に向けた検討を協同で推進する MOU(基本合意書)を締結したと発表した。

<ダイナミックマップについての構造図>
20250825map - ダイナミックマッププラットフォーム/大阪ガスとマップ活用の物流自動化で基本合意

ダイナミックマップとは、情報のリアルタイム性ごとに 4階層に分類された情報を持つ地図データベースの概念。車線情報、路面情報などをまとめた“静的情報”の基盤となる高精度3次元地図データを提供するとともに、準動的~動的なダイナミックマップ情報を配信するシステムの構築に取り組んでいる。

取り組みを通して、社会課題となっている人手不足の解消や労働環境における安全性の向上への貢献を目指す。2025年度中には実証エリアの検討および走行実証を実施し、技術や設備面での課題抽出、ならびに様々な観点で検証を実施する。

背景には、ドライバー不足という、産業横断で存在する喫緊の社会課題に対応すべく、各業界で自動運転の導入が進められている。高速道路においては政府主導のもと自動運転の走行実証が実施されているが、民間事業者の限定エリア内での自動運転については民間各社に委ねられている面も多く、技術面・安全面に課題がある。

今後の取り組みとして、施設内の車や人の状況など車両に対する動的なダイナミックマップ情報配信システムの構築を軸に、大阪ガスが関連する多様な業界毎の用途に合わせた自動運転サービスの提供を実現していく。また、顧客側のシステムとの連携も必要に応じて実行し、より実運用に根ざした自動運転車の導入による業務効率化を目指すとしている。

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