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無人搬送車システム納入実績/2015年は606システム

2016年11月01日/調査・統計

日本産業車両協会は10月31日、2015年1~12月分の、無人搬送車システム納入実績について発表した。

<無人搬送車システム納入実績の推移>
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協会の無人搬送車システム委員会特別委員である上智大学荒木 勉教授による解説記事を「産業車両」に発表した。

2015年の国内向け、輸出向けを合わせた無人搬送車システム納入件数は606システムで、前年実績を 45.7%上回った。台数では 2063台で前年実績を46.2%上回った。

納入件数の車両タイプ別の割合は、「無人搬送車(台車)」が42.9%(40.9%)、「無人けん引車」が 51.0%(51.4%)、「無人フォークリフト」が6.1%(7.6%)。(カッコ内は前年実績)

業種別割合は、「自動車・同付属品製造業」向けが57.9%(50.5%)と最も多く、次いで「一般機械器具製造業」向けが 10.1%(12.3%)だった。

車両誘導方式別割合は、「磁気式」が 93.4%(90.1%)と大半を占め、「レーザー式」は 2.3%(4.6%)にとどまった。

無人搬送車システム納入件数の国内向け/海外向けの割合は、国内向けが79.9%(76.7%)、海外向けが 20.1%(23.3%)と国内向けが約8割を占めているが、1システム当たりの台数でみると、国内向けは 3.4台(3.4台)、海外向けは6.5台(4.3台)と、海外向けが大きく増加した。

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