スズケン、AT&T/医療流通向け輸送管理ソリューション開発

2016年11月04日 

スズケンとAT&Tジャパンは11月4日、医療流通業界におけるIoTを活用した新たなソリューション開発に取り組むと発表した。

<医療流通向け輸送管理ソリューションの開発イメージ>
医療流通向け輸送管理ソリューションの開発イメージ

AT&Tが提供する輸送貨物の温度や衝撃、位置情報を可視化するデバイス「AT&T Cargo View with FlightSafe」、同製品の販売代理店であるユーピーアールが提供する、インターネット上で輸送状況を追跡できるシステム「World Keeper」に、スズケングループが持つ医薬流通のノウハウを組み合わせた、新たな輸送管理ソリューションを、スズケングループにおけるスペシャリティ医薬品の輸送に導入する。

今まで以上にメーカーや医療機関、保険薬局、患者さまにお役に立てる、スペシャリティ医薬品の流通における高品質で効率的な輸送管理体制が実現でき、高額医薬品や保冷医薬品の廃棄などの社会的コストの低減に貢献できるものと考えている。

今後、スズケングループ内でのIoT輸送管理ソリューションの展開だけでなく、IoTを活用したその他サービスの企画、開発に取り組んで行く。

AT&T Cargo View with FlightSafeは、そのうちCargo Viewが、世界約200か国にまたがるAT&Tのワイヤレス通信カバレッジを通じて、輸送貨物の温度や位置情報をリアルタイムにモニタリングし、貨物の管理品質と遅延と紛失のリスクを低減するソリューション。

物流会社は、これらのデータを中長期的に分析することで、サプライチェーンの最適化と輸送効率の向上を図ることができる。

FlightSafeにより、飛行機の離着陸、飛行中に発信が許されていない電波を自動的に停止することが可能。

ユーピーアールの貨物追跡システム「world Keeper」は、端末をトラックや配送品に取り付けるだけで、インターネット上で位置や温度、衝撃情報を追跡できるシステム。

医療業界では、抗悪性腫瘍剤や血友病治療剤、血漿製剤やアルブミン製剤、自己免疫治療剤、ワクチン、希少疾病治療剤などの高額で厳格な流通管理が求められる医薬品(以
下、スペシャリティ医薬品)の流通が増加している。

それに伴い、輸送状況を可視化し、その品質を担保することで、より高品質で効率的なスペシャリティ医薬品の輸送を実現する、新たなソリューションが求められていた。

このような課題の解決に向け、医療流通プラットフォームの強化に取り組むスズケングループと、IoTプラットフォームの充実に取り組むAT&Tが共同して、グローバルなIoT技術を活用した新たな輸送管理ソリューションの開発に取り組んでいく。

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