三菱ケミカル物流は7月3日、首都圏エリアに定温倉庫に対応した危険物倉庫を含めた、複数の倉庫新設工事を着工したと発表した。
現有倉庫のスクラップ&ビルドにより倉庫機能の強化を図り、顧客の多様なニーズに応えることのできる高品質な物流サービスの拡充に努める。なお、完成は来年夏を予定している。
倉庫新設により、危険物取扱いニーズへの対応力強化と、主に首都圏エリアを中心とした保管・配送力向上に加え、全国ネットワークの基幹拠点としての機能強化を図る。
同社では、これらのインフラ強化を始めとした各種取組みを通じて、更なる“KAITEKI物流”の実現を目指す。
■新設倉庫の概要
計画地:三菱ケミカル物流 首都圏ロジスティクスセンター内
住所:埼玉県加須市古川2-1
面積・機能:危険物倉庫(定温)135m2
危険物倉庫(常温)455m2
多層階一般用倉庫(4階建)5184m2
三菱ケミカル物流/物流危機へ全社で取り組み「DX推進」を宣言