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プロロジス/スタートトゥディ専用物流施設をつくば市で着工

2017年08月09日/物流施設

プロロジスは8月9日、茨城県つくば市で、アパレルEC大手のスタートトゥデイの専用物流施設「プロロジスパークつくば1」を着工した。

<プロロジスパークつくば1 完成イメージ>
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<開発地の様子、奥に見える山が筑波山、右に見える建物がインテルの研究所跡>
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スタートトゥデイは、「プロロジスパークつくば1」をフルフィルメント業務全般を行う物流施設として利用する予定で、同社が扱うアパレル商品の全国への配送拠点のひとつとなる。同社は、千葉県で「プロロジスパーク習志野4」、「プロロジスパーク千葉ニュータウン」を利用するプロロジスのリピートカスタマー。

「プロロジスパークつくば1」は、圏央道つくば中央ICから約5㎞の地点に開発する。

北関東方面への配送に加えて、常磐道谷田部ICから約10㎞に立地するため、都心方面と仙台方面へのアクセス利便性も高い立地。

今年2月には、圏央道境古河IC~つくば中央IC間が開通し、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道が接続された。

都心部を経由することなく東西広域と東日本全域をカバーすることが可能になり、広域戦略拠点としてのポテンシャルの高まりが期待されるエリアとなっている。

開発地周辺には住宅地や大学・研究機関が立地し、働く世代の人口が多く、雇用確保にも有利な環境。また、つくばエクスプレス線「研究学園」駅より約1.9㎞と近く、通勤利便性も高いエリアだ。

「プロロジスパークつくば1」は、4階建て延床面積約7万m2の物流施設として開発する。1階および3階にトラックバースを設け、スロープで大型車両が3階にアクセス可能な設計とする。敷地内には、自動車通勤を想定し約220台分の駐車場を設ける。

快適な作業環境のため、館内は倉庫内を含めて全館空調を導入し、全館LED照明を採用するなど環境負荷軽減にも配慮する。

<プロロジス山田社長>
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プロロジスの山田御酒社長は「プロロジスは早くから圏央道の利便性に目を向け、次はつくば市周辺だとにらみ、昨年9月に土地を取得した。スタートトゥディさんとは、プロロジスパーク新習志野と千葉ニュータウンにも入居していただき、足掛け10年のお付き合いをさせてもらっている。このプロロジスパークつくば1で国内開発は88棟目となる。建物で特徴的なのは、全館空調を配備し快適性を追求、そして緊急電源や断水対策などBCP対策も徹底した」と話した。

<スタートトゥデイの大蔵取締役>
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スタートトゥデイの大蔵峰樹取締役は「店舗を持たずにECサイトを運営するためには、どうしても倉庫は必要。会社の計画より成長の方が早く、倉庫の増床が追い付かなかった。このプロロジスパークつくば1の竣工時には、またどのような展開になっているか。隣に土地があるようなので、その土地にも当社の2棟目を開発してもらえるような環境になれば良いと思っている。ロボット化については検討中。今現在出ているピッキングロボットでは、当社の形態にそぐわない面が多々あり、引き続き研究していく」と述べた。

■「プロロジスパークつくば1」計画概要
名称:プロロジスパークつくば1
所在地:茨城県つくば市東光台
敷地面積:3万2807.22m2
計画延床面積:7万355.53m2
構造:地上4階建
着工:2017年8月
竣工予定:2018年9月末

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