スタートトゥディとヤマト運輸は8月23日、「ZOZOTOWN」での購入時に、Packcity Japanが運営するオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を、商品の受け取り場所として指定できるよう連携を開始した。
EC業界としては初めてで、サービス対象は「ZOZOTOWN」に会員登録をされているすべての人(ゲストユーザーを除く)。
オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」で、注文商品を受け取れるサービスで、ZOZOTOWNで利用可能な場合には、注文手続き内の「お届け先」の欄に表示される。
サービス利用の手順は、ZOZOTOWNの注文手続き内の「お届け先」の欄で、履歴または郵便番号から、受取りを希望のロッカーを選択する。指定の受取りロッカーに注文商品が納品され、受け取りできる状態になったら、ヤマト運輸より「納品完了メール」が送信される。
「納品完了メール」の内容を確認のうえ、記載された保管期限内に、指定のロッカーで受け取れる。
スタートトゥデイは、顧客からの「再配達を受け取るのが面倒」という声や、「商品をロッカーで受け取れるようにしてほしい」という声を受け、商品の新しい受け取り方を検討していた。
ヤマト運輸は、2016年5月、仏ネオポストシッピングとの合弁でパックシティジャパンを設立し、顧客が好きな時間に好きな場所で荷物が受け取れるよう、駅などの公共スペースにPUDOの設置を進め、2018年3月までに、首都圏を中心に全国約3000か所に拡大する予定だ。
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