北海道ガスは10月4日、三井物産と石狩LNG基地向け液化天然ガス(LNG)売買契約書を締結した。
昨年石狩LNG基地NO.2タンクの運用を開始したことにより、LNG調達の多様化と基地のより柔軟かつ安定的な操業が可能となることから、同年9月に三井物産と基本合意書を締結し、以降、LNG売買の詳細条件について協議を進めていた。
契約期間は2019年度~2028年度の10年間で、契約数量は3隻/年(約20万トン相当)、受渡形態は着桟渡し(売主が関与もしくは調達する複数のプロジェクトからLNGを供給)で、売主がLNG船を手配し、買主の受入基地まで輸送する。