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オリックス/埼玉県の松伏町に7.7万m2の物流施設着工

2018年02月26日/物流施設

オリックスは2月26日、埼玉県北葛飾郡松伏町で、着工を3月1日に控えた「松伏ロジスティクスセンター」の起工式を行った。

<建物外観イメージ>
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<建設現場のようす>
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<起工式で 右からオリックスの久保田勲不動産事業本部副本部長、松伏町鈴木勝町長、新日鉄住金エンジニアリングの中野秀一所長>
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久保田副本部長は「オリックスはこれまで40棟ほどの物流施設を開発してきたが、この松伏ロジスティクスセンターは過去最大の規模になる。これまでの物流施設に比べ、最新の物流施設はICTやAI、ロボット化の発展に伴い、より特殊な用途、より効率的な運用が求められる。試行錯誤しながら、グループ会社のオリックスレンテックと共同で、使い勝手の良い、あらゆる省力化、効率化に向けた物流施設の提供を進めていきたい」と話した。

立地は、東京近郊と首都圏を結ぶ国道16号線の内側、都心から30km圏内に位置する。東京外環自動車道の三郷西ICに近く、また、国道4号線にもアクセスしやすいため交通の混雑状況に応じた配送ルートの選択ができ、東京都内への配送拠点として優れている。

松伏町は人口3万人程度だが、通勤可能な周辺都市には、越谷市、三郷市、春日部市などがあり、従業員獲得には有利な立地。

建物は、1フロア1.914万m2、地上4階建てで、1階と3階の倉庫中央に車路とトラックバースを備え、最小区画として8250m2から賃借可能で、最大8テナントが入居できる。

4階部分には従業員が利用できるラウンジを設置し、快適な屋内の休憩室と開放感のある屋外テラスを計画している。

大人数での研修や催事等にも対応可能な多目的室や24時間利用可能なシャワールーム、無料の無線LAN環境などを配備し、テナントの希望によっては託児所の設置も可能な仕様。

敷地内には普通自動車用約300台分の従業員駐車場を設置するなど、建物内外において働きやすい職場環境を整えることで、各テナントの職員採用活動をサポートする。

<位置図>
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■松伏ロジスティクスセンターの概要
所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町大字大川戸
交通手段:外環自動車道三郷西I.Cから約14km
常磐自動車道流山I.Cから約13km
東北自動車道浦和I.Cから約14km
国道4号 越谷春日部バイパス赤沼交差点から約2.7km
敷地面積:4万2967.41m2
延床面積:7万7305.43m2
規模・構造:鉄骨造4建 耐火構造
その他:床荷重1.5t/m2、梁下有効高5.5m
着工:2018年3月1日
竣工:2019年春頃(予定)

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