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日本郵船/「氷川丸」、ふね遺産に認定

2018年07月23日/CSR

日本郵船は7月23日、同社が所有する「氷川丸」が「昭和初期の技術を今に伝える現存貨客船」として日本船舶海洋工学会が主催するふね遺産に認定されたと発表した。

<氷川丸>
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<写真右から日本船舶海洋工学会 柏木正会長と「氷川丸」金谷範夫船長>
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「氷川丸」は戦前の日本で建造された大型貨客船として唯一現存する船舶で、日本郵船が横浜市の山下公園前で係留し一般公開している。2016年に重要文化財に指定され、2018年4月に竣工88周年を迎えた。

ふね遺産認定は、歴史的で学術的・技術的に価値のある船舟類およびその関連設備を社会に周知し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的として、昨年度から実施されている。

■氷川丸主要目
船種:貨客船
造船所:横浜船渠(現三菱重工業 横浜製作所)
竣工:1930年4月25日
全長:163.3m
幅:20.1m
総トン数:1万1622t
最高速力:18.38ノット(時速34キロ)
主機:B&W社製複動4サイクルディーゼル機関2機2軸

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