ANAホールディングスが11月2日に発表した2019年3月期第2四半期決算によると、貨物事業の国際線貨物は輸送重量が48万トン(前年同期比3.3%減)、売上高642億円(17.1%増)となった。
国際線貨物では、北米・欧州向けの自動車関連部品や電子部品を中心とした旺盛な貨物需要を背景に、日本発海外向けは好調に推移した。海外発においても、日本向け貨物が堅調に推移したことに加え、エアラインチャーター(他社機材を使用した貨物チャーター便)を活用する等、需要の取り込みに努めた。
三国間輸送貨物が減少したため輸送重量は前年同期を下回ったが、イールドマネジメントを強化した結果、収入は前年同期を上回った。
ANA/6月の貨物重量は国際線10.8%増、国内線10.9%増