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日立物流/バーコード読み取りを短縮できる検品装置、特許取得

2018年11月16日/IT・機器

日立物流は11月16日、日立物流ソフトウェアと共同で、物流センターでのバーコードラベルの読取処理を短縮できる「映像検品認識装置」の特許を取得したと発表した。

映像検品認識装置は画像処理を利用した検品装置で、台車に検品対象の商品を複数積載した状態で、全体を撮像するだけで検品作業を完了することができる。

<映像検品システムイメージ>
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日立物流ではこの特許技術を活用し、一括で検品を行う映像検品システムを開発。グループの物流センターに実装した。

このシステムでは、台車に積まれた複数の検品対象の全体画像からラベル情報を読み取り、ラベル情報からバーコード部分のみの画像を高精度に読み取ることで、高速かつ正確な情報処理を実現している。また、検品結果が即時にシステムモニター上に表示されるため、検品作業の効率化が可能。システムは顧客の商品やニーズに合わせてオーダーメイドで対応する。

■特許の概要
発明名称:映像検品認識装置
特許番号:特許第6395895号(P6395895)
登録日:9月7日
特許権者:日立物流、日立物流ソフトウェア

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