日本貨物鉄道(JR貨物)は11月16日、グループ会社から倉庫用等として売却した中古コンテナの床面部下側の塗料の含有物に、ごく微量のアスベスト(石綿)が含有されていることが製造メーカー(旧・東急車輌製造/現・総合車両製作所)からの報告により判明したと発表した。
<微量のアスベストが含有された塗料(アンダーシール)の塗布部分>
<微量のアスベストが含有された塗料(アンダーシール)の塗布部分>
の塗料に含有されているアスベストはごく低濃度であり、瀝青系樹脂に覆われているため飛散することはなく、購入された中古コンテナはこれまでどおり倉庫等としてそのまま使用できるとしている。
なお、コンテナを移動させることがあった場合には、床下面の傷をつけないように、注意して移動が必要。また将来、コンテナを補修・改造・廃棄・解体作業等により塗膜を切断・剥離した場合は、アスベストが飛散する可能性があるので、そのような場合は自身で処理せず、専門の業者に依頼するよう呼び掛けている。
■中古コンテナを売却した会社
ジェイアールエフ商事
ジェイアール貨物・北海道物流
旧・北海道ジェイアール物流
旧・ジェイアール貨物・北海道ロジスティクスを含む
ジェイアール貨物・東北ロジスティクス
ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス
( 旧・宇都宮ターミナル運輸を含む )
ジェイアール貨物・信州ロジスティクス
ジェイアール貨物・東海ロジスティクス
ジェイアール貨物・北陸ロジスティクス
ジェイアール貨物・西日本ロジスティクス
旧・ジェイアール貨物・関西ロジスティクス
旧・ジェイアール貨物・山陽ロジスティクス を含む
ジェイアール貨物・中国ロジスティクス
ジェイアール貨物・九州ロジスティクス
全国通運
日本フレートライナー
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