エスラインは2月12日、子会社のエスラインギフとエスライン各務原が小型トラック「e Canter」の納車が予定通り完了し、2月から中部地区(岐阜・名古屋)で企業間輸送のための集配業務やルート配送用車両として稼動を開始したと発表した。
＜車両キーの引渡し＞
＜長良橋を走行中の「e Canter」＞
エスラインギフとエスライン各務原では、電力で駆動するため排出ガスを一切出さず、無音・無振動で環境への負荷を大きく軽減できる「e Canter」を5台（エスラインギフ4台、エスライン各務原1台）導入することとし、2019年2月9日、三菱ふそうトラック・バスから納車を受けた。
この電気小型トラック「e Canter」は、従来のディーゼル車と比較し、振動も少ないためドライバーへの身体的な負担も少なく、労働環境のさらなる改善と構築につながると期待をしているという。
■車両の仕様（EV仕様）
車両総重量：7.5t（準中型免許対応）
キャブ幅：2000mm(ワイド)
ホィールベース：3400mm(E 尺)
最高速度：80km/h (リミッタ制御)
登坂性能：20％
バッテリー個数：リチウムイオン電池 6 パック(100×6=600cells)
バッテリー性能：13.8kwh/パック 合計 82.8kwh,370V
電費： 約1.92km/kwh(航続距離約 120km,JE05)
充電時間：普通充電約10時間
