NEXCO西日本関西支社は4月24日、全線開通から1年が経過した新名神高速道路「高槻JCT・IC~神戸JCT」間について、付近の交通状況をとりまとめた内容を公表するとともに、同支社管内でのゴールデンウイーク期間中の渋滞予測について発表した。
新名神の開通による交通の分散によって、並行する名神高速道路、中国自動車道(高槻JCT・IC~神戸JCT)の渋滞が減少し、高槻JCT・IC~神戸JCT間で発生していた5km以上の渋滞回数が7割減少。ゴールデンウイーク、年末年始といった交通混雑期に発生していた10km以上の渋滞回数もそれぞれ8割減、5割減、9割減と大幅に減少した。
また、ゴールデンウイーク期間中には名神高速道路上り線「大津IC」で4月27・28日に25㎞、5月4・5日に15km、中国自動車道下り線「宝塚東トンネル」で4月27・28日に10㎞、中国自動車道上り線「宝塚西トンネル」で5月4・5日に10㎞と、それぞれ大規模渋滞が予測されていることから、NEXCO西日本では渋滞を回避するために新名神ルートの利用検討を促している。