トレーディアが5月13日に発表した2019年3月期決算によると、売上高149億7400万円(前年同期比7.0%増)、営業利益1億400万円(13.7%減)、経常利益1億9900万円(6.8%減)、親会社に帰属する当期利益1億6900万円(14.2%増)となった。
輸出部門は、機械機器製品が昨年並みに推移したが、雑貨と食料品が増加したことで、売上高が32億4700万円(1.4%増)、営業利益は7500万円(2.9%減)となった。
輸入部門は、雑貨が増加したものの繊維製品が減少したことで売上高が56億3800万円(0.2%増)、外注費比率が2.0ポイント上昇したことで営業損失が8900万円(前年同期は3200万円の営業損失)となった。
国際部門の売上高は58億8200万円(18.5%増)、営業利益は5400万円(前年同期は200万円の営業利益)となった。輸出ではアジア、中国、台湾の取扱いを伸ばしたが、設備機械類輸出が一巡した中南米と第三国積を含むインドネシア、北米での取扱いが減少し、輸出全体では前年同期比で微減。輸入は香港、インドネシアの落ちこみがあったものの、中国、ベトナム、台湾での新規取り組みや欧州との取扱いを増やした結果、大幅に増加した。
次期は、売上高151億円(0.8%増)、営業利益9100万円(13.2%減)、経常利益1億6600万円(16.9%減)、親会社に帰属する当期利益1億1400万円(32.6%減)を見込んでいる。
トレーディア 決算/4~6月の売上高0.4%減、営業利益35.3%増