経済産業省が5月31日に発表した4月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1448万kl(前年同月比5.8%減)だった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(511万kl、17.4%減)、アラブ首長国連邦(343万kl、20.0%減)、クウェート(157万kl、12.8%増)、カタール(120万kl、30.6%増)、ロシア(81万kl、1.4%増)となっている。
中東依存度は88.7%で、前年同月比0.7ポイント減と2か月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は1331万klで、前年同月比1.5%減と2か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油、灯油、軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。