ダブルフロンティアは6月26日、Yper、SPACER、ビットキーの3社と共同で「買い物代行サービス」の実証実験を7月から順次開始すると発表した。
<Twidy(ツイディ)>
<OKIPPA(オキッパ)>
<SPACER(スペースアール)>
<bitlock LITE(ビットロック ライト)>
ダブルフロンティアは地域密着型お買い物代行サービス「Twidy(ツイディ)」を提供、Yperは置き配バッグOKIPPAを提供、SPACERはスマホ開け閉め受け渡しロッカーを提供、ビットキーは定額制スマートロック「bitlock LITE」を提供するなど、買い物代行サービスに関するスタートアップ企業4社が共同して行うもの。これらにより、買い物弱者問題、ドライバー不足問題、再配達問題に挑戦する、としている。
利用シーンは、Twidy(ツイディ) x OKIPPA(オキッパ)、Twidy(ツイディ) x SPACER(スペースアール)、Twidy(ツイディ) x bitlock LITE(ビットロック ライト)を実証実験する。
ダブルフロンティアは、今回の置き配サービス開始に伴い、事前検証として、OKIPPA、SPACER、Bitkeyに置き配してくるTwidy(ツイディ)バッグ内の温度環境を調査した。
2時間Twidy(ツイディ)バッグ内の温度を測定した結果、保冷剤を投入したTwidy(ツイディ)バッグ内は約12℃で2時間キープ。ドライアイスを投入したTwidy(ツイディ)バッグ内は約6℃で2時間キープ。保冷剤を投入したTwidy(ツイディ)バッグ内保冷剤上:約7℃で2時間キープ。氷を投入した銀パック内は約8℃で2時間キープ。ドライアイスを投入した銀パック内は約-4℃で2時間キープという結果だった。
この結果より、常温商品はTwidy(ツイディ)バッグ内、冷蔵商品はTwidy バッグ内の保冷剤上、冷凍商品は銀パックにドライアイスと同梱し、Twidyバッグに入れる置き配運用とする。
Twidy(ツイディ)置き配サービスのお届け商品に関しては、東京海上日動火災がダブルフロンティアに提供するシェアリングエコノミー物品保険の対象となる。
ダブルフロンティアの八木橋 裕代表は「4社タッグを組み、日本が抱える「買い物弱者問題」「ドライバー不足問題」「再配達問題」の解決に、真っ向から挑んでいく。Twidy(ツイディ)は、地域の人々の協力はもとより、ダブルフロンティアがオープンイノベーションとして協業する日産自動車や東京電力グループといった大手企業、また、今回のようなスタートアップ同士のコラボレーションも合わせて、日本中の人々と連携し、日本発の地域密着型お買い物代行サービスとして、これからも成長していきたいと思う」と述べている。