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舞鶴若狭道/全線開通5周年、物流の生産性向上

2019年08月02日/調査・統計

NEXCO中日本とNEXCO西日本、福井県は8月2日、 2019年7月20日に舞鶴若狭自動車道の吉川JCT~敦賀JCT(約162km)の全線が開通してから5周年を迎えたことから、舞鶴若狭道の整備効果を取りまとめて発表した。

<路線図とその効果>

20190802wakasa1 - 舞鶴若狭道/全線開通5周年、物流の生産性向上

そのうち、物流面では、舞鶴若狭自動車道全線開通により、北陸と中国地方間の所要時間が約20分間短縮。それにより、関西方面への定時性も確保され、物流の生産性が向上したとしている。

福井県運送企業A社の声では「中国・九州方面への輸送では、開通前は名神高速も利用していたが、渋滞が発生することもあり、定時性を確保することが難しい状況だった。舞鶴若狭道の開通によって、所要時間の短縮や定時性が確保できるようになるなど、とても効果がでている」と話している。

また、舞鶴若狭自動車道全線開通による経済波及効果は5年間で1.4兆円となり、沿線地域の経済を年平均0.9%底上げしたとしている。

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