中央倉庫が8月8日に発表した2020年3月期第1四半期の業績は、売上高67億1600万円(前年同期比0.9%増)、営業利益4億4200万円(2.8%増)、経常利益5億4000万円(3.3%増)、親会社株主に帰属する四半期利益3億5400万円(2.4%増)となった。
倉庫業は、入出庫高及び貨物回転率は前年同期に比し減少したが、保管残高はほぼ横ばいとなった。これらの結果、倉庫業の売上高は16億3200万円(2.9%増)、営業利益は2億600万円(3.2%増)となった。
運送業は、取扱数量は減少し、燃料費や人件費が増加したが、料金改定や配送・配車の効率化等の効果が表れて、運送業の売上高は31億9900万円(1.8%減)、営業利益は2億6700万円(5.7%増)となった。
国際貨物取扱業は、梱包業の取扱数量は減少したが、通関業の取扱数量は輸入・輸出ともに増加した。これらの結果、国際貨物取扱業の売上高は19億2200万円(4.2%増)、営業利益は1億3500万円(前年同期比2.6%増)となった。
通期は、売上高270億円(2.9%増)、営業利益17億5000万円(13.6%増)、経常利益19億円(9.4%増)、親会社株主に帰属する当期利益13億円(57.5%増)の見通し。
中央倉庫 決算/4~6月の売上高2.1%増、営業利益7.8%増