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日本ロジステック/求貨求車システム、10月からバージョンアップ

2019年11月21日/IT・機器

日本ロジステックが2018年12月からサービス提供してきた求貨求車システム「空きトラ.jp」をこの10月にバージョンアップして、本格稼働を始めた。

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「空きトラ.jp」はトラックの空いたスペース、空き時間にタイミング良く別の貨物(配送)をインターネットでマッチングするサービス。基本的には他社の求貨求車システムと同様の機能だが、バージョンアップで、2つのポイントを強化した。

一つは、運送会社が庸車をより仕立てやすくした点だ。運送業界では横の繋がりが強く、運送会社同士で案件を融通しあうのが一般的なため、この機能の利便性を高めることにしたもの。運送会社同士の連携できる形を支援・提供するものだ。

もう一点が、空車情報の機能をより充実させて使い易くした点。これにより、貨物情報だけでなく、空車情報からのマッチングも活性化させることを意図している。

また、運送会社が集荷してからの行動も可視化し、それぞれのポイントで状況を確認できるようにし、配送後の評価も可視化したとしている。チャットもできるため、その間のやり取りがすべて記録されることになる。

日本ロジステックの黒川尚悟社長は「現在、100社の運送会社と約300社の荷主が利用しているが、今後、1000社の運送会社、3000社を目標にしたい」と話している。

なお、このサービスは運送会社の会員からシステム利用料として30日プランで6300円、60日プランで1万2000円、90日プランで1万7400円に設定している。また登録から30日間は無料で利用できる。

■「空きトラ.jp」
https://akitora.jp/

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