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日本郵船/サイバーセキュリティマネジメントシステム認証取得

2019年12月16日/CSR

日本郵船は12月16日、グループの船舶管理会社NYK LNGシップマネージメント(LNGSM社)と、同社が管理するLNG船「PACIFIC MIMOSA」が、日本海事協会からサイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)の認証を取得したと発表した。

<⽇本海事協会の冨⼠原会⻑(前列左から3番目)から認証書を受け取るLNGSM社の桑原社⻑(前列左から2番目)>

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日本郵船グループは、日本海事協会のCSMSガイドラインに基づき、LNGSM社の安全管理システムマニュアル(SMSマニュアル)にサイバーインシデントの予防やインシデント発生後の対処等に関する項目を盛り込み改訂している。

今回の認証では、改訂したマニュアルのサイバーセキュリティ方針やリスクアセスメントの実施内容がCSMSガイドラインに適合していることが評価された。日本海事協会によるCSMS認証は今回が初となる。

日本郵船は、PACIFIC MIMOSA以外のLNG船や他の船種についても、サイバーリスク管理に関する対応を強化していく予定。

オペレーション(ソフト面)によるセキュリティ管理の強化に加え、ノルウェーのDualog社と共同開発に取り組んでいる船上の機器類や船陸間通信のセキュリティ状態を監視・管理するシステムによるハード面による対策と合わせ、サイバーレジリエンスを強固にし、さらなる安全運航を実現するとしている。

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