LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





琉球海運/沖縄最大級の物流センター建設、イオン琉球等入居

2020年01月10日/物流施設

琉球海運は1月10日、沖縄県豊見城(とみぐすく)市に総合物流センター「(仮称)琉球ロジスティクスセンター」を建設すると発表した。

<完成イメージ>

20200110ryukyu 520x299 - 琉球海運/沖縄最大級の物流センター建設、イオン琉球等入居

<建設地>

20200110ryukyu1 520x349 - 琉球海運/沖縄最大級の物流センター建設、イオン琉球等入居
20200110ryukyu2 520x399 - 琉球海運/沖縄最大級の物流センター建設、イオン琉球等入居

長堂地内の用地4万9000m2に、地上2階建て延床面積4万2000m2の物流施設を建設する。着工時期は未定で、2022年秋の完成を予定している。

琉球ロジスティクスセンターには、イオン琉球を中核企業に、関連する物流事業者が入居。イオン琉球の常温商品を中心に取り扱い、協働によって効率的な稼働を目指す。

また、那覇港新港ふ頭から10km圏内に建設する琉球ロジスティクスセンターに県内の物流拠点を集中させ、配送距離を軽減することで物流効率の向上とCO2排出量の削減を図るほか、課題であるドライバー不足や、倉庫スペース不足の解消、構内作業の省人化にも取り組んでいく。

近年、沖縄県では、インバウンド需要の増加や県外企業の進出などを背景に貨物量が増加し、南部地区の物流倉庫の不足が課題となっており、今後も那覇空港で第二滑走路の運用が始まることで入域観光客数や貨物量の増加が予測される。

琉球海運は、年々増加する海上輸送貨物の取り扱い拡大に対応するため、2019年に糸満総合物流センター(1月)、那覇港総合物流センター(5月)、中城総合物流センター(10月)を相次いで稼働させており、さらなる貨物量拡大に向けて県内4拠点目、かつ、県内最大級の施設となる琉球ロジスティクスセンターの建設を決定した。

■(仮称)琉球ロジスティクスセンター概要
建設地:沖縄県豊見城市長堂
敷地面積:4万9000m2
建物(予定):4万2000m2
構造:鉄骨造 地上2階建
着工予定:未定
完成予定:2022年秋
入居予定:イオン琉球、沖縄岡崎運輸、琉球海運グループ企業

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース