イノフィスは2月20日、「マッスルスーツ Every(エブリィ)」について、パーソナルケアロボット(生活支援ロボット)の安全性に関する国際規格「ISO13482」の認証を取得した。
<イノフィスの古川社長(左)と小林取締役(中央)、日本品質保証機構の浅田理事>
マッスルスーツEveryは、2019年11月発売の空気圧で稼働する人工筋肉で動作を補助するアシストスーツ。重い物を持ち上げたり、中腰姿勢を保つといった作業時に腰の負担を低減する効果がある。
電力レスのため稼働時間の制限がなく、場所を選ばずに使用可能。同社のマッスルスーツシリーズ中最軽量の3.8kgの本体重量に加え、10万円台(税抜13万6000円)という低価格を実現した。
ISO13482は、2014年に国際標準化機構(ISO)が発行したパーソナルケアロボットの安全性に関する唯一の国際規格。人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツの同規格認証は今回が初めて。