大和ハウス工業は3月16日、静岡県掛川市に3.8万m2のマルチテナント型物流施設「DPL掛川」を4月10日に着工すると発表した。
＜「DPL掛川」外観イメージ＞
＜位置図＞
「DPL掛川」は、東名高速道路「掛川IC」から約３㎞と近接し、関東・中部エリアだけでなく、関西・北陸エリアほもアクセスしやすい場所に位置している。
また、「富士山静岡空港」から約25km（車で約35分）と陸路輸送だけではなく、空路輸送においても便利な場所に位置している。JR「掛川駅」にも近接しているため、「掛川駅」周辺の住宅街からも通勤に便利な場所に位置し、職住近接の就労環境が整っている。
「DPL掛川」は、地上2階建て、敷地面積4万4253.90m2、延床面積3万8615.08m2となる、掛川市最大のマルチテナント型物流施設。複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、物流業界での市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。
この施設は、最大4テナントの入居が可能で、1区画7190.79m2から入居できる。また、各区画に事務所を設置することもできるなど、テナント企業の様々なニーズに対応することが可能。
なお、大和ハウスと掛川市は、地震等の災害発生時に「DPL掛川」を支援物資の一時保管や集積場所として活用してもらうために、「かけがわ防災パートナーシップ協定書」を3月16日に締結した。
■建物概要
名称：「DPL掛川」
所在地：静岡県掛川市南西郷1315-1他
交通：東名自動車道「掛川IC」から約3km
建築面積：1万9350.19m2
敷地面積：4万4253.90m2
延床面積：3万8615.08m2
賃貸面積：3万4209.69m2
最大4テナント、1区画7190.79m2から
1階の賃貸面積：18,364.85m2
2階の賃貸面積：15,844.84m2
構造・規模：鉄骨造、耐震構造、地上2階建て
高さ：16.85m、幅：20.75m、奥行き：97.7m
建物用途：マルチテナント型物流施設
事業主：大和ハウス工業
設計・施工：大日本土木
着工：2020年4月10日
竣工：2021年3月（予定）
入居：2021年4月（予定）
総投資額：約65億円
