マツダは3月24日、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う部品調達問題、主に海外市場の販売の急激な停滞、今後の市場環境の不透明性を考慮し、各国の工場において生産調整を実施すると発表した。
広島県安芸郡府中町・広島市南区の本社工場および山口県防府市の防府工場は、3月28日から4月30日までの間、13日間の操業を休止し、加えて8日間は昼勤のみ稼働とする計画。
このうち一部については、状況を見ながら、2021年3月期第2四半期以降に操業を振り替える予定。この期間での間接業務は従来通り継続する。
海外工場については、メキシコの生産拠点「Mazda de Mexico Vehicle Operation」は、3月25日から約10日間、タイの生産拠点「Auto Alliance(Thailand)Co.,Ltd.」は、3月30日から約10日間、各々操業を休止する計画。
日本、中国等においては、販売活動を継続、その他地域においては、各国政府による新型コロナウイルスの感染拡大防止の方針に従って市場毎に適切に対応しつつ、顧客への販売やサービスへの影響を最小限に抑えるよう努めていくとしている。
