ヤマト、佐川、郵便/初の3社共同貨客混載で宅配便配送

2020年03月23日 

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社は3月23日、宮崎県西米良村の小川地区で、村営バスによる貨客混載を経由した配送事業「カリコボーズのホイホイ便」の本格運行を開始した。

<村営バスで3社の宅配荷物を共同配送する>

<ホイホイ便のイメージ>

ホイホイ便の運行区間は、西米良村の中心部である村所地区~小川地区までの21km。

旅客と宅配荷物を村営バス(自家用有償旅客運送車両によるコミュニティバスで、1日に平日3往復、土日祝日1往復運行)に載せた貨客混載として運行した後、小川地区で村の委託配達員が村営バスから宅配荷物を受取り、各戸へ配達する。

ホイホイ便は、各社の宅配荷物の共同配送のほか、地区住民や村内事業者が、村所地区~小川地区間で荷物の輸送を行う手段としても活用する。

西米良村の小川地区(2月時点での総世帯数55世帯・人口87人)は高齢化率が約58%と高く、人口減少によって村営バスの運営が厳しい状況にあると同時に、宅配事業者にとっても集配効率の低下が課題になっている。同地で貨客混載と宅配荷物の共同配送に取り組むことで、小川地区での輸送系サービス水準を維持するとともに、村営バス運行関係者と宅配事業者の負担軽減を図る。

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社共同での貨客混載便は全国で初の取り組み。

<カリコボーズのホイホイくん>

なお、事業名は西米良村に古くから伝わる精霊「カリコボーズ」をモデルにしたマスコットキャラクター「ホイホイくん」から命名したもの。カリコボーズは、春の彼岸に川へ下り川を守る水の神に、秋の彼岸には山に登り山を守る山の神となる、心の綺麗な人にしか見えない精霊。

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