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C&FロジHD/埼玉県内2か所でグループの低温物流センター着工

2020年05月22日/物流施設

C&Fロジホールディングスは5月22日、2020年3月期決算説明資料で名糖運輸とヒューテックノオリンの物流拠点整備計画について進捗状況を公表した。

<名糖運輸 新埼玉物流センターの建設現場>
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名糖運輸が埼玉県所沢市の借地に建設する「新埼玉物流センター」は、すでに造成段階に入っており、2021年度中の竣工と稼働を予定している。

同センターは冷凍・冷蔵の2温度帯で、延床面積は1万2000m2。完成後は、狭隘化が進行している基幹物流センターの代替施設として運用し、業容拡大に対応する計画だ。

<建築工事中のヒューテックノオリン 蓮田物流センター>
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ヒューテックノオリンが埼玉県蓮田市に開設する「蓮田物流センター」については、所有者と定期建物賃貸借契約を締結済みで、2021年3月の竣工を目指して工事が進んでいる。

施設は冷凍・冷蔵の2温度帯で、延床面積は1万2000m2。関東中央支店と至近で、東北自動車道と圏央道へのアクセスも至便な立地。稼働により、業容拡大に対応する。

<ヒューテックノオリン 中部支店第三センターの建設地(奥が既存センター)>
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ヒューテックノオリンが愛知県小牧市に建設する「中部支店第三センター」は、既に造成段階に入っており、2021年度中の竣工と稼働を予定している。

倉庫は冷凍・冷蔵の2温度帯で、延床面積は1万m2。既存センターの隣地に倉庫を増築し、業容拡大による既存センターの狭隘化を解消する。

<名糖運輸 新潟物流センター外観>
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名糖運輸が新潟市西蒲区で建設していた「新潟物流センター」は、4月に竣工済みで、6月から稼働を予定している。

同施設は、新潟地区の既存共同配送物流拠点の賃貸借契約が2020年に満了することから、同地区でのコンビニエンスストア物流の将来的な業容拡大への対応も視野に入れて建設した。

冷蔵・常温の2温度帯施設で、延床面積は2600m2。新潟市街地へのアクセスが良い工業団地内に所在し、既存拠点からも至近の立地となっている。

■施設概要
「名糖運輸 新埼玉物流センター」
建設地:埼玉県所沢市中富字月野原
アクセス:関越自動車道「所沢IC」15分
敷地面積:1万4738.99m2
建築面積:4778.4m2
延床面積:1万2072.8m2
温度帯:冷凍・冷蔵
投資予定額:44億円
竣工:2021年度(予定)

「ヒューテックノオリン 蓮田物流センター」
建設地:埼玉県蓮田市大字井沼字清水531-1他
アクセス:東北自動車道「久喜IC」15分
圏央道「白岡菖蒲IC」10分
敷地面積:1万6379.12m2
建築面積:7526.73m2
延床面積:1万2682.59m2
温度帯:冷凍・冷蔵
投資予定額:16億円
竣工:2021年3月(予定)

「ヒューテックノオリン 中部支店第三センター」
建設地:愛知県小牧市大字入鹿出新田字村北69-1他(中部支店隣接地)
アクセス:東名高速道路「小牧IC」7分
敷地面積:8232.36m2
建築面積:5343.49m2
延床面積:1万165.23m2
温度帯:冷凍・冷蔵
投資予定額:36億円
竣工:2021年度(予定)

「名糖運輸 新潟物流センター」
建設地:新潟市西蒲区漆山(漆山企業団地)
アクセス:新潟駅 30分
北陸自動車道「巻潟東IC」1分
敷地面積:1万2329m2
建築面積:2960m2
延床面積:2596m2
温度帯:冷蔵・常温
投資総額:11億円
竣工:2020年4月

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