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大和物流/神奈川県海老名市で1.5万m2物流施設着工

2020年07月03日/物流施設

大和物流は7月3日、神奈川県海老名市で「(仮称)海老名物流センターII」を着工した。

<完成予想図>
20200703daiwa 1 520x260 - 大和物流/神奈川県海老名市で1.5万m2物流施設着工

新施設は地上2階建て延床面積1万5000m2で、2021年6月末の竣工、7月の稼働を予定している。

建設地は、2018年10月に竣工した「海老名物流センター」から200mと近接しており、繁忙期には同センターと物流リソース(車両や人員)を共有・連携することで、効率的な輸配送や作業シェアリングを行えるようにする。

<位置図>
20200703daiwa2 520x362 - 大和物流/神奈川県海老名市で1.5万m2物流施設着工

圏央道「海老名IC」から2.5km、東名高速道路「厚木IC」から4.6km、新東名高速道路「厚木南IC」から3.2kmと高速道路へのアクセスに優れた首都圏広域をカバー可能な立地で、JR東日本相模線「社家駅」から1.0kmと、職住近接の就労環境が整っており、首都圏広域を商圏とする企業の需要を取り込むことで、さらなる事業の拡大を目指す。

施設面では、貨物用エレベータと垂直搬送機をそれぞれ2基設置。トラックバースは、重量物の取扱いに適した低床式ホームで、一部に掘り下げ式の高床式ホームを採用し、海上コンテナにも対応する。また、奥行10メートルの庇を備え、天候に左右されない入出庫を可能にする。

なお、新施設では相模原物流センターや宮下物流センター(ともに神奈川県相模原市内)などの輸配送業務を集約し、物流の効率化を図る計画で、物流総合効率化法に基づく特定流通業務施設として認定を受けており、輸送の効率化で省力化(入出庫台数42.35%削減、トラック走行時間31.04%削減等)や環境負荷の低減(CO2排出量11.62%削減)を見込んでいる。

■施設概要
建設地:神奈川県海老名市社家嵯峨野274-1ほか
敷地面積:1万5341.00m2
延床面積:1万4777.00m2
構造・規模:鉄骨造地上2階建
床荷重:1階2.0t/m2、2階1.5t/m2
搬送設備:貨物用エレベータ2基(3.6t1基、4.5t1基)、垂直搬送機2基(1.5t)
アクセス:圏央道「海老名IC」2.5km
JR相模線「社家駅」1.0km
着工:7月3日
竣工:2021年6月末予定
稼働:2021年7月予定

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