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アスクル/古紙回収業者に物流センター火災の賠償金101億円請求

2020年08月06日/3PL・物流企業

アスクルは8月6日、古紙回収業者の宮崎に対する損害賠償請求訴訟を東京地方裁判所に提起した。

<火災発生時のASKUL Logi PARK 首都圏>
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訴訟の内容は、埼玉県入間郡三芳町にあった物流センター「ASKUL Logi PARK 首都圏」で2017年2月16日に発生した火災による損害賠償金101億591万6808円と、その遅延損害金を宮崎に求めるもの。

アスクルによると、物流センターでの火災は段ボールを運搬する際の宮崎の従業員によるフォークリフトの不適切な使用が原因であり、2019年4月以降、宮崎と複数回に渡って面談し、火災の損害や原因を説明するとともに、損害賠償に関する今後の対応について協議してきたが、宮崎から誠意のある回答が得られず、協議による解決が困難と判断したため、訴訟の提起に至ったとしている。

アスクルは、宮崎と物流センターで生じる廃段ボールの売買契約を結んでおり、火災当日もASKUL Logi PARK 首都圏の端材置場では廃段ボールの引渡が行われていた。

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