プラスオートメーション(+A)は9月1日、豊田自動織機に対しての第三者割当増資を通じた資本業務提携と、三井物産並びに日本GLPに対しての株主割当増資を行ったと発表した。
+Aは2019年6月の設立以来多くの顧客の物流現場へサービスを提供してきた。今回、物流ソリューションプロバイダー大手である豊田自動織機と戦略的に提携することで、+Aのエンジニアリング機能のさらなる強化を図る。
加えて豊田自動織機グループからのロボット・ソフトウエア等の調達や、同社グループ販売網の活用等も視野に協業を進めていくことで、多様化・複雑化する物流現場のニーズに今まで以上に応えていく。
+Aのロボティクスサービスは、高い柔軟性と機動力を持つサブスクリプション型のRaaS(Robotics as a Service )。 物流現場へのRaaS提供を通じ、ロボットを始めとする自動化機器を業界全体で融通しながら活用していくことでロジスティクスシェアリングプラットフォームを構築していく。このような新たな取組を通じて業界全体を繋げ、競争力向上に貢献しながら、次代のロジスティクスを顧客と共に創っていくとしている。
なお、+Aは、国内有数の物流子会社を有し海外を含めたロボット調達に幅広いネットワークを有する三井物産と、先進的物流施設のリーディングプロバイダーである日本GLPの出資を受け、2019年6月に設立された。今回の増資により、物流ソリューションプロバイダーの豊田自動織機も新たに株主として参画し、「テクノロジーで次代のロジスティクスを共に創る。」をコンセプトに、新たな物流サービスの提供を加速する。