中日本高速道路(NEXCO中日本)は8月31日、中央自動車道(中央道)の恵那峡サービスエリア(SA)(上り)で駐車場の改良工事を進めてきたが、2020年9月末に完成すると発表した。
このSAでは、主に大型車エリアが平日夜間に、普通車エリアが昼間に混雑する傾向があった。今回の工事では、既存の敷地を拡大することなく、駐車区画の配置の変更と合わせて大型車・普通車の両方が利用可能な「兼用」の駐車マスを増設することにより、大型車の駐車可能台数が約1.4倍に増え、大型車駐車マス不足の解消が期待される。
物流の基幹となる高速道路ネットワークにおいては、深夜の時間帯を中心に長時間駐車による大型車の駐車マス不足など、駐車エリア全体の混雑が顕在化している。
NEXCO中日本では、今後も安全で安心・快適な高速道路空間を創出するため、休憩施設の改善に努めていくとしている。