日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が9月1日に発表した2019年度の物流システム機器生産出荷統計によると、総売上金額は5757億5600万円(前年度比1.7%減)、売上件数は13万1092件(7.4%減)となった。
総売上金額は前年度に続き5000億円を超えた。受注金額も前年度とほぼ同等で、メーカー各社が供給能力を高め、大規模案件を中心とした着工・出荷対応が継続されたものと推察される。
売上金額を業種別に見ると、「電機・精密機器」に対する比率が最も高く、「倉庫・運輸」は前年度比0.1ポイント増の8.8%と微増。「通信販売」は、0.2ポイント減の3.0%だった。